愛犬との散歩中、愛犬が近所の家の玄関前や塀にマーキングしてしまって気まずい思いをしたことがあるという方多いと思います。
そこで、今回は愛犬のマーキングの予防方法をご紹介させていただきます。
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犬のマーキング行動
犬が散歩中にマーキングするのは、自分の存在と縄張りを主に他の犬にアピールすることです。縄張りに入ってくるなという無言のメッセージを出しているのですね。
犬は縄張り意識以外にも、トイレの場所の認識が出来ない、ストレス解消などの理由でマーキングすることがあります。ストレスが原因の場合は、その原因をなくしてあげれば改善する事もあります。
マーキングをやめさせることはできる…?
犬は他の犬の匂いが残っていたら、自分のおしっこを上からかけて「ここは、自分の縄張り」と改めて主張しています。残念ながら この行為を止めさせることは難しいです。基本的にはできないと考えてた方がいいでしょう。理由はマーキングは犬が本来持っている犬の本能だからです。
マーキングを予防する方法
散歩中のマーキングを止めさせることはできないのでしょうか!?完全にやめさせることは難しいですが、マーキングを予防する方法を実施すればおしっこによる被害を軽減させることはできます。
■散歩する前に事前におしっこをさせる
我が家の愛犬レオたんは朝、散歩に行くとき、まず100メートルほど離れた草むらまで全力疾走で走り、その草むらの辺りでおしっこをさせています。
最初に大量のおしっこをさせると、その後の散歩中にマーキングしても、おしっこの量は確実に少なくなります。そして、散歩も終盤になるとマーキングしているつもりでもおしっこが出てないということになります。
このように散歩前に愛犬の膀胱内の尿を空っぽにしておくことで、マーキングを減らすことは可能です。
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■マーキングに関するしつけを行う
- マーキングしそうな場所へは近づかないか、その場を走り去る
- 犬が匂いを嗅ぎ始めたら声をかけマーキングを止めさせる
- マーキングする体制をとり始めたら、声をかけリードを引っぱる
- 匂いだけ嗅いでマーキングをしなかった時は褒める
■去勢手術の実施
犬のマーキングは、去勢手術で減らす事も可能です。去勢手術をしていない雄は、普通自分の縄張りを主張する為にマーキングをしますが、去勢手術をしておけば、マーキングは減ります。しかし、ストレスが原因のマーキングは去勢手術では改善は困難です。
■便利グッズ「マナーベルト」の使用
犬のマーキングの対策の一つとして、良く知られているのがマナーベルトです。
マナーベルトとは、いったい何なのかというと、ひと言で言えば「犬用のオムツ」になります。マーキングベルトの構造は、腹巻のようになっていて内側に尿取りパットが入っていてそこでおしっこを吸収するものです。
まとめ
愛犬の上記のマーキングを予防する方法を実行してもマーキングを完全に止めさせることはできません。散歩に行くときはペットボトルか水筒に水を入れて持っていき、変な場所にマーキングしてしまったら、サッと水で流すという習慣をつけましょう。
マーキングは色々と問題がありますが、屋外だけでなく家の中でマーキングをしてしまう愛犬を飼っている場合はマーキング問題は特に切実です。
上記のマーキングを予防する方法は完全にマーキングを止めさせられるものではありませんが、参考にして頂けたらと思います。
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