ジャックラッセルテリアの飼い方 性格 病気などの注意点

 
1800年代中ごろのイギリス・デボン州に実在した牧師、ジョン・ラッセルはキツネ狩りを愛好したため、優秀な猟犬を作ろうと考え、フォックス・テリアをベースに、ビーグル、ボーダーテリア、ブルテリアなど犬種の交配を始め、ジャックラッセルテリアの原型となる犬を生み出しました。その後約150年の年月をかけて、ジャックラッセルテリアは現在の形になっていきました。

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ジャックラッセルテリアの特徴

ジャックラッセルテリアは体長が体高よりわずかに長く、白をベースに大きな斑が入る毛色です。体格は筋肉質かつ細身で耳は垂れ耳か半直立耳です。体重は5~6㎏、体高は25~30㎝です。

ジャックラッセルテリアの性格

ジャックラッセルテリアは素質として強いテリア気質を持つ犬種です。
好奇旺盛で物怖じしなく活発で運動能力が高く、頑固で負けず嫌いで飼い主以外の人間に従うことは少ないため、見慣れない人には吠えかかっていくことがあります。

また、しつこくかまわれることを嫌う性格ですので、小さな子供との相性はあまり良くありません。

ジャックラッセルテリアの飼い方

ジャックラッセルテリアは小型犬でありながら、運動量は大型犬と同じくらい必要な犬種です。
散歩だけでも1日に2回合計で1~2時間は行ってあげる必要があります。運動不足だとストレスを抱えてしまう犬種なので、運動不足にならないように気をつけてないといけません。

ときにはドッグランなどで思いっきり走らせ、ストレスを解消させることがおすすめです。

甘やかして育てると、成犬になって手の付けらない面が出てくることがありますので、しつけはしっかり行う必要があります。

ジャックラッセルテリアは「無駄吠え」のしつけが大変

ジャックラッセルテリアは猟犬としての本能が残っているので、しつけの中でも、苦労するのは「無駄吠え」といわれています。

飼い主との主従関係を明確にすることで、無駄吠えは改善することができますが、根気よく時間をかけてしつけを行う必要があります。


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ジャックラッセルテリアは初心者向けではない

テリア系の犬種は気性が激しく小さな体からは想像できないほどの体力を持つことに加え、噛み癖がある個体が多いなど、飼うにあたり難しい面が多いことから飼育難度が高いといわれています。したがいまして、ジャックラッセルテリアは初心者向けの犬種ではありません。

ジャックラッセルテリアの毛色

ジャックラッセルテリアは被毛はダブルコートで、「スムースコート」と「ブロークコート」、「ラフコート」があります。
毛色はホワイトをベースにブラックあるいはタンのマーキングがあり、色の組み合わせは白と黒、白と茶となります。

ジャックラッセルテリアの気を付けたい病気

ジャックラッセルテリアは他の犬と比較しても基本的には健康で丈夫、その上寿命も長い方と言われています。

理由としては比較的新しい時代に、作られた犬種だけに、他の犬種に比べて遺伝性疾患などは少ないようです。

ただし、交配された犬種の持つ遺伝的素因を引き継いでおり、脱臼など足の病気を発症しやすいようです。

ジャックラッセルテリアの価格相場

子犬の価格は15万円~25万円くらいです。

※一般的に子犬の価格は犬種スタンダードに近いかどうか、血統、顔、毛色、体の大きさ、月齢などの要因で変動します。

ジャックラッセルテリアの概要(Q&A)

    • 体重:5~6㎏
    • 原産国:イギリス
    • かかりやすい病気:ひざの病気、足の病気
    • 寒さに強い?:普通
    • 運動量:1日2回の散歩時間合わせて1~2時間(個体による)
    • 毛の手入れは?:抜け毛が多いため、ブラッシングなどの手入れが必要
    • 初めて犬を飼う人向き?:しつけが簡単ではないため向いていません
    • 留守がちな人向き?:活発ですので、飼い主が留守中に物を壊したりいたずらをすることがあります
    • 高齢者や子供がいる家庭向き?:しつこくかまわれることが好きではないため、子供とは相性が良くないようです。
    • マンションでの室内飼い向き?:無駄吠えすることがありますので向いているとはいえません
    • 平均寿命:13~16歳
    • 飼い主によくなつく?:よくなつきます。
    • しつけはしやすい?:根気よくしつけることが必要です


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