「来客に吠える」「散歩の時に他の犬に吠える」「散歩の時にグイグイ引っ張る」「人に飛び付く」「留守番が出来ない」「トイレ以外の場所で排泄する」「無駄吠えをする」等犬の問題行動と言われているものには様々なケースがあります。
スポンサーリンク
なぜ犬は問題行動を起こすのでしょうか!?
これらの問題行動は、実は人間が見て問題行動と言っているもので、多くの場合、犬の本能や習性が関係している場合が多いのです。
例えば犬が吠えるということは、本能以外の何物でもありません。犬が吠える対象としては飼い主以外の人間や他の犬などが多いと思いますが、飼い主以外の人間や他の犬は自分の縄張りを犯す侵入者ですので、犬としては自分の縄張りを縄張りを守る正当な行為なのです。しかし、飼い主にとっては、来客に吠えることも散歩中に他の犬に吠えることは相手に迷惑をかける行為ですので、吠えるイコール問題行動ということになってしまうのです。
犬が問題行動を起こすのには理由があることが多いです
①ストレス
運動不足などのストレスが原因の場合、原因を突き止めそのストレスを取り除いてあげることができれば問題行動をしなくなることがあります。
②病気やケガ
痛みやかゆみ等の体調不良により、精神的に不安定になり問題行動を起こすことがあります。愛犬が今まで無かった問題行動を起こし始めたら、まず、健康面を疑ってみることをおすすめします。
③そもそもしつけができていない
子犬の頃から甘やかせて育てたり、しつけを正しく行ってこなかった犬は問題行動を起こしやすいとされています。成犬になってしつけを覚えさせるのは大変ですが、しつけをし直すことが必要です。
スポンサーリンク
④習慣
犬は物事を習慣にすることが多いです。例えば噛む行為ですけれども、子犬の頃は縫いぐるみや電気コード等噛みやすいものを噛む習慣があっても大抵の場合、噛む習慣は成犬になるにつれ無くなるものですが、子犬の頃の習慣が抜けない場合があります。
⑤恐怖心や警戒心
子犬の頃にたくさんの人や犬に会って慣れさせていない等社会性が不足したまま成犬になると、恐怖心や警戒心が強すぎる犬になり、問題行動を起こしやすくなる傾向があります。
⑥飼い主への優位性
飼い主が犬に対し主導権が握りきれていないと、犬は自分が飼い主より上の立場であると思い込むことがあります。この場合、犬はワガママになり、飼い主に対し攻撃的な態度をとることがあります。
問題行動の解決方法
①問題行動に対応したしつけを時間をかけてじっくり取り組む
②問題行動を止めさせる言葉「待て」などの指事語トレーニングを行う
③問題行動は叱ってもなかなか直るものではありません。しつけを行い進歩があればほめてご褒美をあげる
④家族全員同じレベルで問題行動の改善に取り組む
⑤家庭でしつけしたにもかかわらず、改善がみられないときはトレーナーや獣医師などに相談する
まとめ
何らかの問題行動をとる犬は多いかと思います。我が家の愛犬レオたんは、どうしても散歩中に他の犬に吠えるという問題行動をとってしまいます。これは、多分恐怖心からきており、社会性が不足しているということになります。
このような問題行動を改善することは簡単なことではありませんが、犬と飼い主の信頼関係ができていれば、たとえ飼い犬が問題行動を起こしたとしても、大事にはならず、比較的早く解決することができます。
〔関連記事〕
●こちらの記事もあわせてご覧ください
スポンサーリンク