犬の鼻はすごい!優れた嗅覚で社会に貢献

犬の感覚器の中で最も優れた能力を持つのが鼻です。

我が家の愛犬レオたんも散歩や日常生活において鼻をクンクンさせて、何かの臭いを嗅いでいます。

しかし、世の中には優れた嗅覚を生かして日々働いている犬もいます。

例えば、空港などで検疫に活躍している犬や災害現場で救助活動に携わっている犬、そして臭いで犯人を追跡し、犯人の痕跡を探すために活躍している警察犬などです。

このように人間には決して真似できない仕事ができるほど、犬の嗅覚というのは優れているのです。

この優れた嗅覚は訓練された犬だから優れているのではなく、基本的に犬自体の持つ能力です。

その能力を人間社会で生かすために、訓練されたのが、空港や警察などで活躍する犬たちなのです。

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犬の鼻の形は犬種によって3種類に分類される

長頭型・中頭型・短頭型の3種類です。

長頭型は頭から鼻までの距離が長い種類で、非常に嗅覚が優れているといわれています。

警察犬の代表的な犬種のジャーマンシェパードやドーベルマン・コリーなどの種類の犬が長頭型になります。

中頭型は頭から鼻までの長さが一般的な種類です。

種類としては、柴犬やコーギー、トイ・プードル、ボーダーコリーといった種類となります。

短頭型は頭から鼻までの距離が短い犬です。

パグやブルドッグ、フレンチブルドッグといった種類が主な短頭型に含まれます。

犬の嗅覚は人間の100~1万倍?

犬の嗅覚は犬種によって違いもありますが、人間の約100万~1万倍ともいわれていますが、人間にはない特質すべき点として、犬は臭いの記憶力というものが優れていることです。

匂いをずっと記憶しておくことができるんですね。

そのため警察犬などはこの臭いの記憶力を使って数日経っても犯人を捜すことができるのです。

嗅覚を活かした、犬のいろいろな仕事

優れた嗅覚を生かした犬の仕事としては、警察犬や災害救助犬などは有名ですが、他にも犬の嗅覚を活かした仕事はたくさんあります。


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●救助犬:山岳犬 災害救助犬

水難救助犬・山岳救助犬・災害救助犬などの救助犬の能力は凄かった!

●警察犬:臭気選別犬 足跡追及犬

●探知犬:麻薬探知犬  検疫探知犬  地雷探知犬

麻薬探知犬・検疫探知犬・地雷探知犬などの探知犬の優れた能力をご紹介!

●がん探知犬

日本では数年前から「がん探知犬」の本格的な育成が行われており、ラブラドールレトリバーを訓練した結果、健康的な人の息と患者の息を完ぺきに嗅ぎわけるようになったと言う報告があります。

実際にが山形県金山町では「がん探知犬」に人間の呼気や尿を嗅がせ、早期がんを発見することを目的とした健康診断を行っているそうです。

以上のように、専門的に訓練された犬は様々なジャンルで活躍しています。

犬が苦手な臭いとは?

犬にも好きな臭いと嫌いな臭いがあります。

好きな臭いは飼い主の臭いなどです。一方、苦手な臭いはお酢などのキツめの臭いです。また、お酒や香水といった化学物質の入った臭いも苦手といわれています。

まとめ

犬の嗅覚は優れていることは、よく知られていますが、これほど人間社会に貢献しているとは・・・ 我が家の愛犬レオたんも訓練を受ければ、人の役にたつ犬になれるかもしれません!

最近、レオたんと同じ犬種のトイプードルが警察犬に採用されたというニュースもありますので、可能性ありますね?

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