犬の幼稚園はどのようなところ? 通わせるメリットは?

犬の幼稚園と聞いて何を行うところか想像できますか?

人間の幼稚園と仕組みは同じで、朝から登園し、他の犬達と遊んだり、一緒にドッグフードを食べたり、昼寝をしたり、もちろんトレーニングもしながら、終日過ごすサービスの事です。犬のしつけも行うのでしょうが、犬の社会化を学ぶことを第一目的とした施設のようです。

名称は様々で「ペットの幼稚園」「ペットのデイケア」「ペットの保育園」などとありますが、サービス内容はほぼ同一です。

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社会化を学ぶ

犬はもともと群れで暮らしていた動物ですので、本来、仲間と一緒にいることが大好きなのですが、現代では生まれて間もなく親から離れ、それぞれ異なった飼い主に1匹もしくは数匹で育てらるわけですので、犬社会のルールが身に着いていない犬が多いのです。

子犬の場合、社会化が必要とされている期間は、生後3カ月から生後1年までの間の数か月と言われています。つまり、ペットショップやブリーダーから購入し、ワクチン接種を終え、生後一年までの間の数か月の期間に、他の犬との接し方や遊び方、飼い主以外の人間に慣れさせる事で、無駄吠えや噛みつきなどの問題行動をおこさない犬に育つようです。

もし、愛犬に社会化を学ばせず、その後の十何年間も無駄吠えや噛みつきなどの問題行動に悩まされ続けるリスク、これを考えると犬の幼稚園に通わせしっかり「社会化」を学んだほうが良いと考える飼い主の方も少なくないかもしれません。

しかし、実際に犬の幼稚園にかかる費用を計算すると高額に感じる方も多いかと思います。
たしかに、一ヶ月で数万円の出費は、飼育費用として考えると高額です。

しかし、人間社会では子供達が幼稚園や学校などで、お互いから学び合うように、犬もまた、犬同士から犬社会のルールを学べる環境に身をおけることは愛犬にとってとても貴重な体験になるはずです。


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具体的には、担当職員による要所要所で指導・サポートは行いますが、大切なのは他のワンちゃんから色々と教えてもらったり、他のワンちゃんが叱られているのをみて、犬社会のルールを自然と学んでいくことなのです。

犬の幼稚園に通って予想される成果

■他のワンちゃんや人間に対し威嚇しなくなる
■無駄吠えがなくなる、もしくは少なくなる
■散歩中他のワンちゃんを怖がらなくなる
■性格が明るくなる
■他のワンちゃんと楽しく遊べるようになる
■他のワンちゃんとの距離感がわかるようになる
■運動ができるので、健康的になる

※施設によっては、子犬クラスだけでなく成犬専用クラスを設けている場合や、子犬と同じ時間帯で受け入れを行っている場合もあります。

まとめ

犬社会のルールを学び、「社会化」できている犬は、他の犬とも、安全に楽しく遊ぶ事が出来ますし、問題行動も、自然としなくなります。

このように、犬社会にも人間社会にも適応出来る順応性が身につく 「犬の幼稚園」いかがでしょうか。我が家の愛犬レオたんは他のワンちゃんが苦手のようですので、成人専用クラスに通わせてみますか。


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