盲導犬・聴導犬・介助犬などの補助犬の役割&お問い合わせ先

 補助犬

補助犬とは、人間の失われた能力を補い、障害者の生活のサポートをしてくれる犬のことで盲導犬、聴導犬、介助犬の総称です。

現在、身体障害者補助犬法が施行され、公共施設や公共交通機関での補助犬同伴の受け入れが、義務化されています。

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盲導犬

目に障害を持つ人が安全に歩ける手伝いをする盲導犬は、(1)角を教える、(2)段差を教える、(3)障害物を教えるという3つの基本的な仕事を組み合わせて、歩行が成り立っています。

実際に盲導犬と歩いてみると、人や自転車などの障害物にぶつからないように上手に避けることはもちろん、杖では発見することが困難な高い場所にある障害物も避けてくれます。また、近くの目標物まで誘導することもありますが、目的地まで連れて行くというような道案内はできません。

人は盲導犬の身体に装着したハーネスという道具から、曲がり角や段差、障害物などの情報を読み取ります。

盲導犬利用についてのお問い合わせ先

連絡先 メール:kunren@moudouken.net
神奈川訓練センターTEL:045-590-1595(土・日・祝を除く)
仙台訓練センターTEL: 022-226-3910(土・日・祝を除く)
日本盲導犬総合センターTEL:0544-29-1010
島根あさひ訓練センターTEL: 0855-45-8311(土・日・祝を除く)
*お住まいの自治体(都道府県庁・政令指定都市の場合は市役所)の障害福祉課窓口でも相談することができます。

聴導犬

アラームや泣き声など、聞こえないと重大な支障をきたす音が通常の生活にもあふれています。

聴導犬は、ドアのチャイムや赤ちゃんの鳴き声、目覚まし時計の音などを、体にタッチして音源に誘導することで知らせます。

又、警報機の音を知らせるなどユーザーの安全を守る仕事もします。家の外では、窓口での順番待ちの時に鈴を鳴らしてもらい名前が呼ばれた事を知らせる仕事などがあります。


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音が聞こえない事からくる不安を軽減し、耳の不自由な人の快適で安全な生活を支えるのが聴導犬の役目です。

災害時の避難先などでは聴覚障害を他の人に気づかせる仲介役となります。

聴導犬利用についてのお問い合わせ先

社会福祉法人日本聴導犬協会
FAX専用:0265-85-5088
TEL:0265-85-4615&5290
E-mail:inf@hearingdog.or.jp

介助犬

手や足の不自由な人に、さまざまな手助けを行うように訓練された犬です。

落としたものを拾う、指示されたものを持ってくる、ドアの開閉、スイッチの操作、脱衣補助など病気や障害に応じた作業をこなすことが特徴です。

不測の事態が起きたときには、携帯電話を探してくるといったこともできます。

また、介助犬は介助作業を行うという機能的な有効性のほかにも、使用者の精神的な支えにもなります。介助犬と暮らすことによって、一人で外出することの不安が軽減されたり、近所の人との会話が増える等の2次的効果もあり、介助犬を通して社会とのつながりが深くなることが期待できます。

●介助犬が行う代表的な仕事

1.落としたものを拾う
(小銭、カード、鍵、書類 ほか)
2.指示したものを持ってくる
(ペットボトル、車椅子、駐車券 ほか)
3.緊急時の連絡手段の確保
(電話、家族、緊急ボタン ほか)

他にも、使用者のニーズによって以下のよう+な仕事もできます。

1.ドアの開閉
2.指示した物を置く
3.衣服の脱衣補助
4.車椅子の牽引
5.部屋の電気やエレベーターのスイッチ操作
6.荷物の運搬
7.起立・歩行介助
8.移乗の補助

介助犬利用についてのお問い合わせ先

社会福祉法人 日本介助犬協会 本部

TEL 045-476-9005 
FAX 045-476-9006

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