ポメラニアンの飼い方 性格 病気などの注意点(Q&A)~気が強く勇敢

 ポメラニアンの起源

ポメラニアンのルーツは大型犬のサモエドやジャーマンスピッツで、ドイツとポーランドの国境にまたがるポメラニア地方で小型化され、その地名から名付けられました。

その後、18世紀以降イギリスで愛好され、王族・貴族に愛好して飼われるようになり、19世紀中ごろから、さらに小型化され、現在の犬種となりました。愛犬家で知られたイギリスのビクトリア女王もポメラニアンを大変可愛がっていたそうです。

日本では高度成長期にマルチーズやヨークシャー・テリアと並んで、座敷犬御三家と呼ばれるほど爆発的な人気を得ました。

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ポメラニアンの特徴

ポメラニアンは小さな頭に丸い大きな目、耳は小さくとがっていています。そして手足小さく、体重は1.8~2.3kg、体高は18~22cmが理想の体型とされています。
毛並みは顔の周りや胸元の毛は長く、尻尾の飾り毛は扇のように広がり、豊かな毛並みが特徴です。

毛色はブラック、ブラウン、チョコレート、レッド、オレンジ、クリーム、ブルー、ホワイトなどがあります。レッドの毛色が一般的ですが、実際には様々な毛色のポメラニアンが存在します。

ポメラニアンの性格

ポメラニアンは人間が大好きで他犬にもフレンドリーで無邪気で、遊び好きです。そして、大人になっても、幼さが残り、いつまでもパワーが衰えない犬です。

縄張り意識が若干強く、見知らぬ人に対しては警戒心を持ち、勇敢にも立ち向かう気の強い犬種です。

年齢や個体差はありますが、オスは甘えん坊、メスはおっとりしているなど性差による性格傾向の違いがあるようです。


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ポメラニアンの飼い方

ポメラニアンの特徴である豪華な毛並みを維持するためには、ブラッシングやトリミングなどのこまめなお手入れが必要です。

活発で運動の好きなポメラニアンですが、関節が弱い傾向があり、関節にに負担をかけすぎないよう、散歩も含めた運動をさせる必要があります。

ポメラニアンがかかりやすい病気

  • クッシング症候群
  • 甲状腺機能低下症
  • 水頭症
  • 流涙症
  • 気管虚脱
  • アロペシアエックス
  • レッグペルテス
  • 骨折
  • 膝蓋骨脱臼

ポメラニアンの価格相場

子犬の平均価格は約24万円
※一般的に子犬の価格は犬種スタンダードに近いかどうか、血統、顔、毛色、体の大きさ、月齢などの要因で変動します。

ポメラニアンの概要(Q&A)

  • 体重:2㎏~3㎏
  • 原産国:ドイツ
  • かかりやすい病気:ひざの病気、目の病気
  • 寒さに強い?:普通
  • 運動量:1日1回の散歩(個体による)
  • 毛の手入れは?:週に2~3回ブラッシングが必要です。また、月に1回程度のトリミングが望ましいとされています
  • 初めて犬を飼う人向き?:向いています
  • 留守がちな人向き?:自立心に富むので留守番を苦にしないようです
  • 高齢者や子供がいる家庭向き?:子どものよい遊び相手になります
  • マンションでの室内飼い向き?:無駄吠えをすることがありますので、しつけが必要です
  • 平均寿命:12~16 歳
  • 飼い主によくなつく?:なつきます
  • しつけはしやすい?:賢く物わかりも良いので、しつけはしやすいです


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