世界の名車ローバーミニ パーツ編

 ローバーミニが永く乗られる秘密

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パーツは現在も生産されている

ローバーミニの生産が打ち切られたのは2000年です。ということは一番新しい車体でも生産後、20年近く経っているということですね。

しかし、現在でも多くのローバーミニが街中を走っています。これには理由がありまして・・・

ローバーミニは生産が終了して20年近く経つのに、未だにあらゆる部品が新品でも中古でも手に入るのです。どれだけ古い車両であっても部品供給はおおむね整っているのです。これは凄いことですよね!

現在、MiniブランドはBMW、ローバーの名称は別の会社名の一部に受け継がれているだけですが、驚くことにエンジンパーツの他、あらゆる小さな部品まで未だにイギリスで生産され続けています。

日本の場合ですと車に限らず、家電製品なんかも「部品が無くなったから修理できません」と言われ新しいものに買い換える風潮がありますが、古いものを大事にするイギリスでは生産終了になった乗り物であっても細々としたパーツからフレームまでの部品の製造を行っているため、たとえ故障しても安心なのです。

修理費用が高いのでは?と心配されるかもしれませんが、中古部品も数多く出回っているので、中古部品で対応できるものは中古部品を使えば、それほど高くならないという印象です。

内外装ともにカスタムパーツは非常に豊富

ローバーミニは基本設計を大きく変えず、約40年間生産され続けた車ですので、ボディやインテリアパーツは基本的にどの年式の車にも取り付けることができます。

そのため、ローバーミニのオーナーには販売当初のMk-1やMk-2などのスタイルを参考に自分なりのビンテージタイプのドレスアップを楽しんでいる方もいます。


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具体的なドレスアップとしては「オーバーフェンダーレス」と「メッキグリル」、「フェンダーミラー」、「純正スチールホイール」、「メッキセンターキャップ」の取り付けになります。

さらに、ビンテージタイプのドレスアップを極めようとするならば、外観では「ビンテージ・テールランプ」、「ビンテージ・ライセンスランプ」、「10インチホイール」の装着でしょう。そして、内装関係では「センターメーター」の装着と「シートの張替え」が一般的です。

これらのドレスアップをすべて行うとかなりの金額になってしますが、ミニの専門ショップではオリジナルのドレスアップ仕様車を販売しているところもありますので、ドレスアップの内容が気に入ればそちらを購入するのも良いかもしれません。

現行のBMW MINIも他のメーカーに比べるとカスタムパーツは豊富ですが、ローバーミニのカスタムの自由度はそれ以上です。

このように自分仕様車がつくれるローバーミニ!愛着が沸くわけですよね。

まとめ

ローバーミニは昔の車ですので、現代の車に比べ劣るところは沢山ありますが、独特の美しいフォルムはもとより、部品やカスタムパーツの豊富さは現代の車の比ではありません。

興味のある方は一度、ミニの専門ショップを訪れてみてはいかがでしょうか。

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