海外旅行に行くには飛行機が苦手でも飛行機に乗らなくてはいけません。(船という手もありますが…)
韓国や台湾のような近場ですと、国内旅行と変わらない時間のフライトですみますが、ヨーロッパなどですと、直行便でも約12時間はかかります。
飛行機の機内は狭く、座席(エコノミー)は窮屈、しかも周りは知らない人ばかりという、ストレスが過剰にかかる空間に長時間閉じ込められるわけです。
そこで、今回は機内で少しでも快適に過ごす方法をご紹介させていただきますので、参考にしてみてください。
スポンサーリンク
目次
座席の確保
早めのチェックインがカギ
エコノミークラスではチェックイン順に関を決定していくので、希望の席があれば早くチェックインを済ませたほうがよいです。
(私の経験ですが、数年前家族で海外旅行に行く際に、チェックインが遅くなり、家族バラバラの席になってしまったことがあります。)
どのような席を確保したらよいか?
人それぞれの体調や状況で、その人にふさわしい席があります。
- 窓からの景色を優先したい人⇒翼の上以外の窓側の席
- トイレが近い人⇒通路側の席
- エンジンの音が気になる人⇒前方の席
- リラックスしたい人⇒後方の席(エンジン音が比較的静かで、通行人が少なく落ち着きますが、最後尾はトイレやギャレーがあるので、うるさくなることがありまあす。)
- 揺れが苦手な人⇒翼の真上の席
- 足元が広い場所を希望する人⇒非常口前の座席
機内での過ごし方
映画や番組を見る
座席にある個人用モニターは長いフライトで時間をつぶすには、もってこいのアイテムです。
個人用モニターには映画やテレビ番組、テレビゲーム、音楽などをフライト中いつでも好きな時に、使用することができますので、長時間の運転フライトにはなくてはならないものになっています。
この座席モニター、特に日系航空会社のものは使い勝手が良いです。
理由は特に映画が日本語吹き替えや日本語の字幕スーパーになっていたり、音楽がJ POP中心になっていることです。
海外の航空会社ですと、映画の日本語吹き替え夜日本語の字幕スーパーは少なくなりますので、暇を持て余すことになるかもしれません。
座席前の個人モニターを廃止?
最近、海外の航空会社では座席前の個人モニターを廃止する動きがあるようです。
理由は乗客の多くがノートPC、タブレット、スマートフォンなどを持っているため、座席の個人用モニターの必要性が薄れていることがあげられます。
そこで航空会社としてはモニターを廃止し、機内のWiFiなどの環境を整備し、乗客が自分のデバイスでコンテンツを楽しめるようにした方がサービスの向上つながると判断したようです。
航空会社にとっては、モニターを廃止することによってモニターに関わる経費削減と重量の軽量化もできます。
また、乗客にとっても、自分の使い慣れたデバイスを利用できるというメリットがありますので、そう遠くない将来、機内の個人用モニターは無くなってしまうかもしれません。
読書をする
長いフライトの機内は読書をする環境としては申し分ありません。
食事や飲み物、トイレだってあります。
やや、エンジン音がうるさいですが、慣れれば問題ありませんので、読書好きな方は是非、読書に没頭できる機内に本を持っていきましょう。
スポンサーリンク
片道で1冊読めてしまうかもしれません。
新聞を読む
読書と並んで機内で時間を潰すのに、おすすめなアイテムは新聞です。
新聞は搭乗する前に売店などで買っておくのがベストですが、自分で買わなくても飛行機の搭乗口で受け取ることができます。
しかし、数に限りがありますので、早く搭乗しないと無くなってしまいますし、海外の航空会社の場合は、日本の新聞はあまり置いていないようです。
長時間のフライトを快適に過ごすウラ技
長時間でも疲れない座り方
長い時間のフライトは狭い座席に座り続けなくてはいけませんので、とにかく疲れてしまいます。
でも、座り方によっては疲労度が違ってきます。
具体的には毛布やクッションを座席の背もたれと腰の間に挟み、シートに深く腰掛けるようにすると、楽に感じます。
シートに浅く腰かけて寝そべるような座り方は疲労が増す座り方です。
足のむくみを防ぐ方法
機内に長時間いると、目的地に着いた時には、足がむくんで靴やブーツがきつくなってしまうことがよくあります。
これはむくみによるものですが、むくみ対策としては、少し大きめのバッグを座席の前に置いて足をのせておくだけで、効果があるはずです。
その他の対策としては、気分転換も兼ね機内を歩き回ることです。
お肌の乾燥を防ぐアイテム
機内はとても乾燥していますので、ハンドクリームやリップクリームを用意しておきましょう。
特にビーチリゾートや寒い地域に行った人は肌や唇が荒れやすくなっていますので、乾燥した機内での肌の手入れは大切です。
乾燥した機内で風邪を防ぐ方法
飛行機の中はとても乾燥していて、風邪をひきやすい環境となっていますので、うがいをしたり、水分をしっかり補給することが大切です。
また、機内は寒く感じることもあるので、毛布や衣服で調節しましょう。
待たずにトイレに行く方法
機内のトイレが混みあうのは、離陸後しばらくしてベルト着用のサインが消えたときと食事を済ませた直後ですので、この時間帯にトイレに行かないようにすれば、待たずにトイレに行けるはずです。
機内での体調不良を防ぐウラ技
酔うスピードは地上の3倍
お酒は強いという人でも、機内でお酒を飲むと、早く酔いが回ります。
この原因は機内の気圧の低さによるところで、酔うスピードは地上の3倍といわれていますので、いつもの調子で飲んでいると、急に気持ち悪くなったりすることもあるようです。
耳の痛みをとる方法
飛行機は上昇したり下降したりするので、気圧が変化します。そのため、耳に違和感を感じることがあります。
対処法
- 飴をなめる
- 水を飲む
- アゴを上下に動かす
- ガムをかむ
- あくびをする
- 首を左右に動かす
- 鼻をつまんで口を閉じ、そのまま息を耳に送り込む(耳ぬき)
飛行機酔いを予防する方法
車やバスなどで酔ってしまう人は、飛行機酔いもしてしまう可能性があります。
対処法
- 座席の場所は最も揺れが少ないと言われる飛行機中央部の翼の上辺りを希望します。
- 座席ではベルトを緩めたり、ボタンをはずしたり、ネクタイを緩めたりして楽にします。
- 特に飛行機酔いが心配な方は、あらかじめ酔い止めを飲んでおきましょう。
- 読書はしない。
- 眠る。
- 食べすぎたり飲み過ぎたりしない。
まとめ
海外旅行に行く際のフライトの時間は、人によっては体力的、精神的に負担となるものです。
フライトで苦痛を味わってしまうと、せっかくの海外旅行が台無しになってしまうことも有り得ますので、機内でのすごし方については、ご自身で対策を考えておいたほうがよさそうです。
スポンサーリンク