犬を飼うと健康になる!~高齢者が犬を飼った場合の良い効果

昨今、様々な研究データから犬の世話をすると飼い主が体も心も健康で長生きする傾向があると言われています。今回は高齢者が犬を飼った場合のメリットについてまとめてみました。

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高齢者が犬を飼った場合のメリット

●犬の散歩で心身ともに健康になる!?

犬を飼うと必然的に毎日散歩をすることになります。

毎日、高齢者が愛犬と散歩している姿を見かけることが多いですよね。そうした犬との散歩が高齢者の健康につながっているとされています。

中でもある協会が調査したところ、犬の散歩をしている高齢者は健康寿命が延びたとの結果がでています。男性では0.44歳、女性では2.73歳健康寿命が延びたそうです。

普段、一人で散歩することは大変です。特に高齢者は用事でもないかぎり、外へ出ない人が多いのではないでしょうか?犬を飼っていると毎日、決まった時間、距離を散歩しますので、足腰を鍛える運動になりますので、このような結果になったのでしょう。

その他、愛犬と散歩していると同じ愛犬を連れて散歩をしている人たちと交流することもできます。高齢者は配偶者に先立たれると孤独になりやすい傾向にありますので、愛犬を通して様々な人と出会える可能性が出てくることは健康寿命を延ばすプラス要因となります。

●認知症の改善にもつながる!?

認知症が悪化している高齢者が犬を飼い始めたところ、認知症の症状が改善し普通の生活を送ることができるようになったという事例があります。

この高齢者は飼っていた犬を亡くしたことをきっかけに認知症の症状が悪化したそうですが、再び犬を飼い、世話をすることで症状が改善されたとのことです


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認知症の人たちは記憶障害などにより自分自身の存在価値を失ってしまうことがあります。そうした時に自分を頼ってくるペットの存在は、その人自身が「ペットを守らなければ」という気持ちにさせ、生活をしっかりしなくてはと感じるきっかけになると考えられます。

●高血圧の改善に効果がある

ペットがいるとストレス反応が緩和され血圧、心拍数が下がる傾向にあります。

●犬を飼っていると2年後の生存率が高く、世話をよくしていると2年後の生存率がさらに高い

●犬と触れあうことで分泌される幸せホルモン「オキシトシン」が増加する

オキシトシンはストレスを軽減したり、幸福感を高めたりする効果があることから「幸せホルモン」などと呼ばれます。このオキシトシンは漫然と犬を飼っていれば、自動的に分泌されるわけではなく、犬を愛情をもって世話することでオキシトシンの分泌が増えます。

まとめ

人は犬と一緒にいることでリラックスし、血圧やコレステロール値が低下するなど、病気に対する回復力や適応力を高めることができることに加え、一緒に散歩することで体力的な衰えを予防できます。

愛犬との散歩は散歩中近所の人や、他の犬を散歩させている人との会話も生まれ、地域社会に溶け込めますから、孤独をさける有効な手段となるのです。

以上のように犬を飼うと様々な良い効果が出ることが様々な研究でわかってきています。高齢者にとってペットはとても意味のある存在になると言えます。

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