シーズーの飼い方 性格 病気などの注意点(Q&A)

シーズーの起源はチベットの僧院で飼育されていた犬だと言われ、ラサアプソとペキニーズを交配して作出された犬種とされています。誕生は15世紀という説と19世紀に誕生したという説があります。

美しく気品のある容姿が評判となりチベットの僧院から中国の王侯貴族へ献上され、当時の権力者にとても愛されていたとのことです。
シーズーは中国語で「獅子」を指しますが、獅子狗とされ、神の使者として王侯貴族の家庭内で大切に飼われてきました。

20世紀前半の1930年頃シーズーはイギリスに渡り、1935年年にイギリスにシーズークラブが設立され、犬種として公認されヨーロッパ中に広まっていきました。
アメリカでは1969年に登録され、日本には少し早く1963年頃に入ったとされています。

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シーズーの特徴

シーズーは短吻で垂れ耳、丸く大きな目、優雅に見える長くて密な毛並みが特徴です。
毛はダブルコートで、いろいろな毛色があります。
体高は20~28cmで体重は4~7kg位です。

毛色はゴールド&ホワイトとブラック&ホワイトが代表的な色です。その他ゴールド、ブラック、ホワイト、ブルー、シャンパンなどの単色など様々な色が存在します。

シーズーの性格

シーズーは一見おとなしそうですが、遊び好きで活発な面と、穏やかで落ち着いた面の両方を持ち、人や他の犬にも基本的に友好的ですが、見知らぬ人に立ち向かっていく勇敢さもあります。
また、コミュニケーションを好むため子供との付き合い方も上手です。

シーズーを飼うときの注意点

夏季以外は毎日20~30分ほどの散歩と、室内運動の時間が必要です。
しつけについては、ひとなつこく聞き分けは良いものの、頑固でプライドが高い面があります。


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シーズーは長毛のダブルコートで毛が絡みやすく、また汚れやすいため、ブラッシングは週に3回できれば毎日行うことが必要です。
日本の高温多湿の気候に、暑い下毛は辛いので最近は夏はサマーカットをする場合も多くあります。

シーズーがかかりやすい病気

乾燥したチベットや中国で作出された祖先をもつシーズーの皮膚は、日本の高温多湿には特に弱く、厚いアンダーコートによって湿気を含んでマラセチアなどの菌が繁殖しやすくこれが皮膚の病気にかかりやすいとされています。

シーズーは結膜炎や白内障、角膜症、緑内障などの目の病気が比較的起こりやすい犬種とされています。また、肺の病気にもかかりやすいとされています。

シーズーの価格

子犬の価格は10~25万円位です。
※一般的に子犬の価格は犬種スタンダードに近いかどうか、血統、顔、毛色、体の大きさ、月齢などの要因で変動します。

 

シーズーの概要(Q&A)

  • 体重:4~7㎏
  • 原産国:中国
  • かかりやすい病気:皮膚の病気、結膜炎、白内障角膜炎、肺の病気
  • 暑さ寒さに強い?:弱い
  • 運動量:1日2回の散歩時間合わせて30分程度(個体による)
  • 毛の手入れは?:小まめな(毎日)ブラッシングが必要があり、トリミングも必要です
  • 初めて犬を飼う人向き?:向いています
  • 留守がちな人向き?:向いています
  • 高齢者や子供がいる家庭向き?:向いています
  • マンションでの室内飼い向き?:向いています
  • 平均寿命:13歳
  • 飼い主によくなつく?:よくなつきます
  • しつけはしやすい?:物覚えが良く、聞き分けも良いためしつけはしやすいですが、頑固な面があります


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