愛犬が散歩中に道に落ちていた物を食べてしまったという経験をお持ちの方、多いと思います。犬は元々雑食なので、食べれそうなものは何でも食べてしまいます。
我が家の愛犬レオたんも散歩のときは、鼻を地面にこすりつけて、何かの臭いを探していますので、美味しそうな物の臭いがみつかれば、すぐにそちらに向かって行くでしょう。
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愛犬の「拾い食い」その危険性について
犬は人間に比べると、胃腸が丈夫ですので、多少不衛生な物を食べたり飲んだりしても、特に問題がないことが多いです。
しかし、外には家の中とは違い何が落ちているのかわかりません。間違って食べたら危険なものが近くに落ちているかもしれません。
特にお散歩中は、食べかすなどのゴミ、ビニール袋、煙草の吸殻など食べてはいけないものがよく落ちているはずです。
レオたんは散歩中に、こちらが見ている範囲では拾いぐいはしていないようですが、道端や公園の草は食べていますね~。
道端や公園の雑草には除草剤や殺虫剤が撒かれている可能性がありますので、食べさせないに越したことはありません。でも、こちらが見ていないとレオたんは草をモグモグと食べちゃいます。
また、何者かが毒入りのエサをまいて、それを拾い食いした犬が亡くなったというニュースは後を立ちませんよね。これは犯罪行為ですので、遭遇する可能性は少ないと思いますが注意するに越したことはありません。
このように、犬にとって外の世界は危険がいっぱいです。もしかしたら、今まで何事もなく、無事だったのは運が良かったから!?…かもしれません。そう思うのは大げさでしょうか?
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拾い食いをしないよう、あらかじめお散歩コースを選ぶ
まず、愛犬が散歩中に拾い食いをさせない方法として一番有効なのは、食べ物が落ちていないコースを選ぶことです。
ゴミ捨て場の周辺やコンビニの周辺、飲食店がある裏通りなどは、散歩コースから外したほうが懸命です。
これらの場所は、カラスが生ゴミをあさって散らかしますし、食べ物の袋や容器、食べ残しが散乱している可能性があるので、特に危険性が高い場所です。
ゴミ捨て場のゴミの中には何があるかわかりませんし、コンビに周辺にはコンビニで売っている菓子、弁当などは、犬にとって好ましくない味付けや添加物が含まれている食材や焼鳥やホットドッグなどの串やフライドチキンの骨やビニール袋、プラスチック容器などが捨ててあるので注意が必要です。
拾い食いを止めさせるしつけ
まず、拾い食いを直すしつけの基本は、飼い主の許可があって初めて食べてもいい、と犬に学習してもらうことです。
●しつけ方法(例)
①合図をしたら飼い主に注目するようアイ・コンタクトができるよう練習する。
②犬は落ちている物をくわえようとしますが、「ダメ」、「マテ」などの言葉をかけてくわえさせないようにする。
③落ちている物を食べるのではなく、飼い主に確認したり落ちている物を無視したりするとおやつにありつける、と理解してもらう。
④愛犬にご飯をあげるときは「よし!」と飼い主さんの指示で食べさせることを教える。
⑤これは難易度が高いですが、愛犬がくわえたおもちゃや食事中に落としたご飯など、一度口に入れたものを出させる。(飼い主が口の中に手を入れることを許すトレーニングが別途必要)
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