犬に骨タイプのおやつを与えるときは要注意!

愛犬が食事中、食べたものを詰まらせたりしたことはありませんか?

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おやつを喉に詰まらせることが多い

食べ物を詰まらせて病院に行ったときの犬の食べ物はおやつ類が多いそうです。

犬はおやつを見るとすごく喜びますよね。おやつに喜び過ぎて、十分にかみ砕かないままに飲み込んでしまうことが、多くの事故の原因です。

暴食の傾向があるとか、十分に噛まないまま飲み込む習慣のある愛犬には、飼い主がそのまま飲み込んでもよいくらいに小さくして与えないと、最悪の場合、食道閉塞を起こして死に至るケースもあります。

食道に食べ物を詰まらせて、病院に行く犬のほとんどが体重5kg以下の小型犬です。大型犬につきましては、食道も大きいので、食べ物を食道に詰まらせることはあまりないようです。

以上のように小型犬におやつなどの食べ物を与えるときは、食べ物の大きさに気を使ってあげる必要があります。

火を通した鳥の骨は縦に鋭く割れるため危険!

その他に気をつけなくてはいけないのは、骨を与えるときです。

骨は噛みごたえもありますし、骨髄の中にたくさん栄養がありますので、犬にとっては良い食べ物なのですが、何かの拍子で喉に詰まらせることもあるようです。特に火を通した鳥の骨は縦に鋭く割れるため、食道などに突き刺さる可能性があり、危険だと言われています。

アメリカで「骨タイプのおやつ」で死亡する犬が急増

「骨タイプのおやつ」で死亡する犬が急増 米政府機関が警告


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<あなたの与えたおやつが、愛するペットの命を奪うかもしれない>

米食品医薬品局(FDA)は先ごろ、犬用おやつが起因する死亡例を確認し、特定のおやつが致命傷を負わせる可能性を指摘した。

そのおやつとは「骨」タイプのもの。犬が喜んで噛り付くイメージのあるおやつだが、FDAによると2016年に15匹の犬が、骨を加工したおやつや表面を骨でコーティングしたおやつを食べて死亡した。このほか約70匹が病気になったという。2015年には8匹だった死亡数はほぼ2倍に増えた。

報告によると、「骨」タイプのおやつを食べた犬は、嘔吐、窒息、さらに胃で消化不良を起こした。犬はよく噛んでいるように見えても、実際は破片になった骨を消化しきれていないそうだ。おやつに生えるカビも問題という。

FDAは特定の銘柄を公表していないが、本誌米国版ウェブは犬の健康にダメージを与える製品に「ハムボーン」、「豚の大腿骨」、「ろっ骨」、「スモーキーナックルボーン」と呼ばれるものを挙げている。防腐剤や調味料、燻製といった加工が施された製品を指す。

ちなみにこれらのおやつが過去にリコール対象になったことはない。

ホリデーシーズンは危険がいっぱい!?
「骨」タイプのおやつ自体にも問題はありそうだが、そもそも「人々がペットのおやつに注意していないこと」が良くない。

12月の連休を控えFDAは、大切なペットを守るためのアドバイスを送っている。それは、「すべての鶏肉と七面鳥の骨に注意を払うこと」。鶏の骨は脆く簡単に砕けて犬の健康障害を引き起こすため、食卓、カウンター、ごみ箱に放置するのは避けるよう呼びかけている。

ペットに「安全」をプレゼントする方法をもうひとつ。FDAは、獣医師に相談して自分のペットに合ったおもちゃやおやつを見つけることを勧めている。

目の前に迫った年末シーズン、大切な家族の一員の健康についてゆっくりと考えてみてはいかがだろうか。

(ニューズウィーク日本版)

まとめ

以上のようにアメリカでは骨タイプのおやつを食べた犬に多くの健康被害が出ているようですが、日本ではあまり大きな被害が出ていないようです。これは、日本で販売されている犬のおやつが、よく考えて作られているからでしょうか?

でも、愛犬に骨や骨タイプのおやつを与えるときは、食べやすい大きさにカットして与えたほうが良いかもしれません。


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