パグの飼い方 性格 病気などの注意点(Q&A)

  

パグの起源

パグの発祥の地は紀元前2000年くらい前の中国であるとされています。

祖先がどのような犬であったか、はっきりしたことは分かっていませんが、チベットの僧院で飼育され、チベタン・スパニエルやペキニーズなどを使って交配されて小型化したという説が有力です。

長く中国国内で飼われていたパグはやがてヨーロッパに渡り、王室や貴族そして官僚や資産家などの当時の有力者などにも飼われるようになります。

アメリカに伝わったのは19世紀、日本には20世紀前半になって、愛玩犬として入ってきました。

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パグの特徴

まず、パグの特徴としては、くしゃとした顔でしょう。そして、がっちりした筋肉質、短毛で滑らかな毛並み、くるっと丸まった尻尾が特徴です。
耳は前に垂れたボタン耳と、短く巻いているローズ耳があります。目は丸く、鼻が短いことも特徴のひとつです。
理想体重は6.3~8.1kg 体高 25cm~28cm
毛色はシルバー、アプリコット、フォーン、ブラックがあります。

パグの性格

パグは人間に対し友好的でよくなつきますので、子供やお年寄りにもやさしく接することができます。

また、明るく陽気で素直ですが、頑固でマイペースな面があり、警戒心が少なく無駄吠えもあまりないので、番犬には向きません。

パグの飼い方

パグは暑さ寒さに大変弱い犬種です。特に暑い夏は苦手なので、外の散歩ではなく涼しい室内で運動をさせることが必要です。

また、パグは太りやすい体質のため、十分な運動が必要です。少なくても一日に30分くらいの散歩が必要です。

パグは短毛で換毛もしますので、抜け毛はあります。暑さ対策や皮膚病対策のため、ブラッシングは定期的に行ってあげましょう。

パグの特徴であるくしゃとした顔や体のしわには汚れがたまりやすいため、こまめにふき取ってあげましょう。


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比較的飼いやすいとされている犬種ではありますが、賢い犬種ではありませんので、しつけは根気が必要です。

パグがかかりやすい病気

眼科疾患眼:眼の充血や目やになど症状は様々。

パグ脳炎:発作と神経症状が突然現れ、歩行困難やぐるぐる回ったりする症状がでる。

短頭種気道症候群:鼻の短い犬に起こりやすいと言われており、その構造上、鼻が鳴ったり、いびきをかいたりします。症状がひどいは高い室温や過度の運動、興奮、肥満などに注意が必要。

その他、皮膚科疾患、外耳炎、難産、糖尿病、肥満などの注意が必要です。

パグの価格相場

子犬の価格:20万円~25万円
※一般的に子犬の価格は犬種スタンダードに近いかどうか、血統、顔、毛色、体の大きさ、月齢などの要因で変動します。

パグの概要(Q&A)

      • 体重:6㎏~8㎏
      • 原産国:中国
      • かかりやすい病気:足の病気、皮膚の病気
      • 寒さ暑さに強い?:弱い
      • 運動量:1日2回の散歩(30分)で十分に運動させることが必要(個体による)
      • 毛の手入れは?:短毛のため簡単ですが定期的なブラッシングは必要
      • 初めて犬を飼う人向き?:向いています
      • 留守がちな人向き?:向いています
      • 高齢者や子供がいる家庭向き?:向いています
      • マンションでの室内飼い向き?:向いています
      • 平均寿命:12~15歳
      • 飼い主によくなつく?:よくなつきます
      • しつけはしやすい?:根気よくしつけをする必要があります


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