今回はレオたん 横浜市中区の元町公園を訪問しました。場所は横浜元町商店街から山手本通りを結ぶ坂の途中にあります。
この公園は横浜の山手地区にある緑豊かな公園です。春は桜の名所となり、夏は多くの樹木の木陰とウオーターガーデンなどの水で涼しげです。
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歴史が古い公園
この公園の歴史は古く開園は昭和５年となります。
それ以前の歴史としては、1868年ごろ、フランス人実業家のアルフレッド・ジェラールがこの土地を取得し、湧水を活用した、船舶向けの給水事業や、「ジェラール瓦」と呼ばれた西洋瓦の工場を開設しました。
その後、工場は売りに出され、1920年に大正活映の映画撮影所、1922年に日本人による「ジェラール給水会社」が設立されましたが、1923年の関東大震災ではこの設備が損壊しましたが、水源は被災者に水を供給したとされています。
1927年に横浜市がこの土地の永代借地権を買い取り、1930年に公園とし、その後スポーツ施設である市営プールや弓道場も併設され、現在も多くの市民が利用しています。
また、園内には、ジェラールの水屋敷跡や山手80番館遺跡など、歴史的に貴重なものが数多くあり、横浜山手西洋館の一部である、山手234番館やエリスマン邸やベーリック・ホールがあり、いずれも無料で見学することができます。
3つの西洋館
■エリスマン邸
日本の建築界に大きな影響を与えたレーモンドの設計でスイス人貿易商エリスマン氏の私邸として、1926年に山手127番地に建設されました。1982年に解体されたのち1990年に公園内に移築・復元されました。
■ベーリック・ホール
イギリス人貿易商ベリック氏の邸宅としてJ.Hモーガンの設計により1930年に建設されました。スパニッシュスタイルを基調とし、戦前の西洋館としては最大規模をｆ誇ります。彼が亡くなった後セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使われました。閉校後に横浜市が取得し、2002年より一般公開されています。
■山手234番館
朝香吉蔵の設計により1927年頃建築された外国人向けの共同住宅で、1923年の関東大震災後に市外に移った外国人に、横浜に戻ってきてもらうべく建設されたアパートです。1999年より一般公開されています。
犬の散歩というより観光でしょうか？
この公園、駐車場が無いため、車は元町商店街に置き細い坂道を登ります。しばらく歩くと住宅街がひらけ公園に到着です。
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レオたん広～い大きな芝生広場を期待していたのでしょうが、この公園には残念ながら、そのような場所はありませんので、犬目線ですと階段を登り、坂を上り切ったところにある西洋館を横目で見ながら坂を下ると公園一周という感じです。
この公園、そんなに広い公園ではないのですが、起伏があるのでちょっとした散歩でも良い運動になりますが、西洋館やジェラールの水屋敷跡や山手80番館遺跡なをじっくり見学する場合はワンちゃんは連れてこない方がよいです。
帰りは、元町や中華街でお買い物やお食事というのが定番ですが、ワンちゃんが一緒でなければ絶対おすすめです。
【公園概要】
〔面積〕：23,399㎡
〔所在地〕：横浜市中区元町1-77-4
〔アクセス〕
(電車)
みなとみらい線「元町・中華街」駅6番出口（アメリカ山公園口）から徒歩8分
(バス)
JR・市営地下鉄「桜木町」駅から、神奈川中央交通バス11系統「元町公園前」下車すぐ
(車)：駐車場 無し
■ワンちゃんお散歩おすすめ度：★★
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